駐日韓国大使館韓国文化院は5月10日、韓国文化院開院40周年記念イベントとして記念展示「2019韓国工芸の法古創新~水墨の独白」、公演「歌(ソリ)が舞(チュム)を呼ぶ」を開催する。韓国工芸の精髄を紹介し、日韓両国の相互理解を深める。展示は6月11日まで。
展示では、今最も活躍している作家を招き「水墨の独白」をテーマに白と黒で表現した新作の工芸品が披露される。構成は、韓国のファッション系で最も有名なジョン・グホ芸術監督が担当し、人間国宝をはじめ韓国を代表する作家23人が参加。現代的なデザインを融合した韓国工芸作品74点を展示する。
公演では、韓国伝統芸術の各分野の名人たちが「歌・舞・楽」を披露する。また、韓国文化院40周年の祝いと日本の新しい元号「令和」を記念し、日本の伝統音楽の名人である大倉正之助さん(太鼓)と横澤和也さん(笛)が、百済仏伝来を顕彰する知恵の菩薩「文殊菩薩」に使える霊獣「獅子」を重ねた演目「令和獅子」を日韓両国永久の友情交流の証として初演する。
「韓国文化院は、5月10日に開院40周年を迎える。イベントでは日韓両国の伝統工芸、音楽の神髄を紹介したい」と同院。
展示、公演は東京の同院で開催。展示、公演とも入場無料。公演は、事前申し込みによる招待制。応募締め切りは4月21日。問い合わせは韓国文化院TEL03(3357)5970。
演戯団パルサンデ
木我一体(ソル・イファン)